Friday, February 14, 2025

ISTより Feb.2025

毎度毎度、今月もイスタンブールに来ています。

ハッピーバレンタイン♪ …って、普通にバレンタインを祝っていますが、ここはイスラム圏なんだよね。来月はラマザン(ラマダン:日中は飲み食いしない修行の月)だって言われたけど、なんでも祝っちゃうあたりは日本と同じで無節操?

バレンタインの飾りつけがしてあるのは、インタコのロビー階です。
入口はこんなで、いつも高級なメルセデスが停まっています。(たまにBMWもいるけどw)

今回も、ホテルの中ではどこへ行っても身バレしています。

でも、礼儀正しくて行儀がいいゲストとして館内で有名だ。…と聞かされたので、ちょっと安堵。

   §

さて、今回の往路はラッキーでした♪ 

先月になっていきなり直行便に空きが出ました。最初はヒースロー乗り換えの旅程だったので、UKビザを購入したら… その直後に直行便の空きが。10ポンド無駄遣いしたと思わず、変更手数料だと思うことにします。復路は早起きしてフランクフルト経由。ユナイテッド便にも乗るから5,000マイル返してもらえるので、プチ我慢します。

出発の SFO では、ポラリスラウンジの無いAゲート側なので、ハンバーガー屋さんへ突撃。
ブレックファースト・ベーコネーターという、朝から体に悪そうなものをトライ。
ベーコン、玉子、ソーセージが挟まったハンバーガーに、ポテトウェッジとペプシも。
これがここ10日間での豚の食べ収めだ。…と思いながら、じっくり味わいました。

コーラのストローは、未だに紙ストローでした。トランプ大統領がサインした大統領令でただひとつ、紙ストローを廃してプラスチックに戻すのだけは大歓迎できます。

みんなでプラスチック製ストローをどんどん使って、ウミガメの鼻に突き刺しましょう♪

そしてトルコちゃんの冬ダイヤ機材は、儂の大好きな Boeing 777-300ER です!
座席は最前列で通路側の 1J をもらえました。隣に分娩後の女が来たら追い出されるかも?
…ってリスクを感じていましたが、隣席は仏語を話すおっさんでした。ちなみに、4月の往路も座席 1K だったので、カスタマーサービスに電話して 2K へ動かしてもらいました。

「なんで 1K じゃダメなんですか?」って聞かれたので、
「だって親子連れが予約したら追い出されるリスクがあるでしょ?」

この返事一発、「すぐ後ろの 2K をお取りしました♪」って。(笑)

それと、前の方が好きなのは…機内食のカートに載っているものが何でも選べるから。
今回の隣席の仏語おぢさんってば、前菜のカートは全種欲しがっていました。

儂が頼んだ前菜はこんだけ。ほぼ平均的な分量でしょうか。
パンプキンスープ、スモークサーモン、大皿は左から茄子サラダ、シーザーサラダに、シーフードサラダ。

メインディッシュには、平目のグリルを。
前菜をたっぷり食したおかげで、ポテトを残してしまいました。

12 時間半も浮いている直行便なので、食べたらゆっくり寝て。

トルコちゃんは到着の2時間半前に機内が明るくなって、2食目が配布されます。
いつもこのフルーツサラダとオレンジジュースで水分補給させてもらえます♪

メインディッシュは、フェタチーズのオムレツ、またはワッフルでした。
フェタチーズやほうれん草は好きくないので、ワッフルで。…見るからに糖尿の天敵。
ここへさらにバターとハチミツをかけて、ゆっくり自殺しています♪

こうしてイスタンブールに着いた後は、ホテルと風呂屋の間を通勤しています。
トルコの先生はほぼ定年になったおかげで、平日もけっこう付き合ってくれます。

カラキョイ・ロカンタスでは、儂の好物をいただけました。
Sultan’s Delight 王様のお気に入り、という名前の料理は… 中心にビーフシチュー、周りに茄子のクリーム煮が。トルコの先生もこれが好物らしく、2種類頼んで半分っこしよう♪という提案を却下され、二人で同じものを。

先生が引き揚げて、ぼっちごはんになったら… 迷わず「うどにゃー」さんです。
箸が使えないトルコの先生をご案内するのは、こちらも気まずい思いをしますから。
久しぶりに、天麩羅御前を温かいうどんで。
いつも冷たい蕎麦でお願いするので、あったかいうどん♪って頼んだら…注文を二度聞かれました。

イスタンブールは1月より2月のほうが寒いです。日陰に雪が残ってたりします。
その昔、家人と初めて来たイスタンブールで、家人が感動したイェニ・ジャーミー。
直訳すると『新しいモスク』ですが…竣工は17世紀。
アメリカ人の目線では全然新しくないので感動したわけだ。w

今回は8泊してから、SFベイエリアに帰ります。

Friday, January 24, 2025

ISTより Jan.2025

毎度毎度、イスタンブールに来ています。

お気に入りの部屋には、2泊目から泊まらせてもらえました。
「他のご予約の皆様を無理矢理やりくりさせていただきました♪」

…そこまで言われると恐縮至極ですが、やはり嬉しいです。

一番上の方のクラブフロアで、景色はとてもいいです。
小さくて見えにくいでしょうが、海峡の向こう側の丘の上にある国旗は、昨日は半旗で掲揚されていました。スキーリゾートのホテル火災で、沢山の人が亡くなったせいです。思わず、この宿の非常経路を確認しておきました。

あと余談ですが… 上写真の楕円形競技場はベシキタシュとかいうサッカークラブのホームらしく、試合のある日の 19〜22 時は凄い騒ぎで、ホテルの室内でもノイキャンヘッドフォンが必要です。
トルコの先生にこの騒音の話をしたら… ベシキタシュは先生の贔屓なチームだそうです。

「ベシキタシュとは鳥の名前ぢゃ!」

…って見せられたのは、ハクトウワシでした。

「これ…アメリカ合衆国の国鳥です」って、儂のパスポートの透かしを見せたら、ビックリしていました。

部屋の割り当てで無理を聞いてくれたのは、この予約状況を見せたおかげみたいです。
今年は全部で7回泊まりにくる予定で、今月から4月までは毎月一週間づつ。

これでクラブラウンジ使いまくるし、豪華な朝食ブッフェもあるし、インタコのアンバサダー資格は最高です♪
毎年数週間を過ごしているわけですから、ベルからハウスキーパーまで、みんな顔馴染み♪

そのおかげで、さっき部屋に戻ってきたら…
何この大量の水は!? 罰ゲーム??

たしかに今朝、エレベーターホールで儂の部屋を担当しているハウスキーパーさんに再会して、握手したんですが…。

部屋を変わった時に置き去りにしてきたリンゴとバナナも、儂を追いかけてきました。
よくしてもらっているんだろうけど、儂…なんだか怖いわ。

ここでも儂を肥らせて食べるつもりかと思ったけど、イスラム圏だから 豚、食べないはずだし。

昨日の午後ティーはお部屋の移動で中途半端に終わったから、今日もう一度。
上顎の裏を火傷しちゃったので、アイスラテを造ってもらって… でもこれ、実際はアイスカプチーノでした。

お茶している場所は、こんな様子。トルコの先生と暖炉を囲んでいます。
クラブラウンジでゆったり過ごしているつもりでもスタッフさん達にチヤホヤされるので、先生は居心地悪そうでした。

で… 口の中を火傷しちゃった原因は、このトマトスープでした。
チーズとクルトンを載せていただくんですが… 熱すぎるのに美味しくて手が止まりませんでした。

ホントは一緒に食べたかったサンドイッチが、後からとうちゃこ。
グリルドチーズ・サンドイッチとトマトスープは米国の典型的な夜食で、それを再現してもらったのです。
でもグリーンサラダがついてきたり、トマトが挟んであって想像を上回る豪華版でした。

これ全部食べ終わって、部屋で歯を磨いていたら… リステリンが火傷にしみて、やっと気づいた儂。(テヘペロ)

  §

前後しますが、冬の SFO ⇔ IST TK290便は、旧めの 77W (Boeing 777-300ER) での運行です。
カプセルみたいな新型シートも悪くないけど、このシートは凄く広々していて大好きです♪
2列目窓側を予約していましたが、隣に来たギリシャ人の夫婦に乞われて座席を交換。
隣席のセンターが空席だったので、これはもう喜んで代わりました。

以後、ギリシャ人の夫妻に何度もお礼を言われました。もちろん綺麗な英語で、です。でも消灯して眠る時に「カリニフタ♪」ってギリシャ語で『おやすみなさい』したら、酷く驚かれました。

「なんで?なんで? どうしてそんな綺麗なギリシャ語が話せるんだ!?」
「綺麗ですか?嬉しい♪ コロナの最中はアテネに通ってましたから。でも今は高くて無理」
「だよな。さっき聞いてたらトルコ語も話してたし、イスタンブールの方が居心地いいかもな」
「でも、アテネは英語だけで全然困らないから好きです。トルコではそうはいきません」

こんな会話をしていました。ご夫妻はイスタンブール経由でアテネ便へ乗り継ぐ模様。
「ビジネスクラスは行列を飛ばせる Fast Track がありますよ」って案内して、さらに感謝されました。

ターキッシュ・エアラインでも PNR を打ち込むと、事前にメニューが見られるようになりました。
これが今回のメニューでした。シャケは好きくないし、ビーフは固いし、ラビオリが美味しそう。

でも前菜のカートが来たら、スモークサーモンも頼む奴。(笑)
ポテトのスープが、コクがあって美味しい。クルトンもサックサク♪

今日だってトルコの先生に「トルコ料理はスープだらけぢゃ!」って言われたし。

そんで、メインコースのラビオリは、こんなでした。
トランペットマッシュルームとか、パルメザンが載ってきました。焼き葱wも美味しい。

ターキッシュ・エアラインの食事は相変わらずまんぞくさんです。
ユナイテッド航空には、ほんの1ミリでいいから見習って欲しい。

昨日、Yahoo! JAPAN ニュースで見つけた…

…という、いかにもユナイテッド航空な、機内食劣化についての記事が凄かったし。

最近ターキッシュ・エアラインに乗ったら、デザートは毎回こうです。
バクラヴァにドンドルマ(アイス)と、ブルーチーズ。フルーツサラダにチャイで。

「ラズベリーソースのダークチョコレートケーキも絶品よ」

って勧められましたが、もうこれで充分です。
いずれ糖尿が酷くなって足チョンパとか腕チョンパになったら、この楽しい思い出の中に浸ります。

でも毎月同じ宿の同じ部屋へやってくるのって… ほとんど通勤?(爆)

Thursday, December 5, 2024

Tsunami Alert

今朝、床屋で… よりによって顔をあたってもらっている時に、iPhone に緊急警報が・・・
儂と、ムキムキな床山さんは、剃刀あててる/あてられてる最中なので、スマホの表示なんか観られませんでしたが、隣席の客と床山が騒ぎ始めました。

「津波警報だって!? Wow! COOL!!

・・・いや。クールじゃないから!

「海岸へ様子を見に行こうぜ!!」

・・・それも、ダメ、ゼッタイ!!

サンフランシスコ・ベイエリアも地震の多い場所です。
でも、頻度も破壊力も、日本に比べたら10 分の 1 くらいです。

海岸へ様子を見に行くのは、会計に座っているマネージャが止めてくれました。

くだらない事で騒いでないで、仕事しなさい!」

・・・それも少し違うと思うけど、サンマテオは内海だから、まぁいいや。(ぉぃ…)
サンマテオに津波が来たら、その前にゴールデンゲートブリッジがなぎ倒されるだろうし。(ぉぃぉぃ)

床屋さんが終わってから、警報出っぱなしのお天気アプリを見てみました。
津波警報は正午前に解除されそうですが、どこで地震が起きたのか情報が無い。
もし本気で大地震が来ても、情報が足りない。…というのは実感できました。

  §

その後… 一日が終わって、アマゾンの返品を UPS Store へ持ち込む 途中…
Bストリートのイルミネーションが点灯していました。

街路樹の LED は、季節に関係なく点灯するんですが、なんだかボンボンみたいなのが増えてる。

近くで見ると… LED がトゲトゲしていて、ボンボンというよりも 新型コロナの模型 みたい。
なんだか凄くイヤな形状ですが、みんなこういうの見慣れちゃってて、違和感無いみたい。(苦笑)

そういえば、米国の政府機関が「結局 COVID-19 は武漢の研究所から漏れたと思われる」という報告書を挙げていました。これはきっと来年1月20日からの新政権に忖度しているんでしょう。

日本もそうだけど『悪夢の○○政権』の時期に限って大災厄が起きていると思います。
またヤバいウイルスを撒かれたり、大災害が来ないことを祈るばかりです。