前記事でケーキ屋の『アントワネット』とか書いたせいで、そういえばパン屋の『アンデルセン』は、まだあったな。…と思いついて、電車を2駅乗ってヒルズデール・ショッピングセンターへ行ってきました。パン類はアメリカナイズされていて、それでもかすかに日本風の風味が残っている、良きダニッシュペストリーを買って…
お昼御飯、どうしよう…。
そうだ。
ヒルズデールにも「やる気なし・オチなし・意味なし」の『やをい軒』が出来たのを思い出し。
行ってみました。開店が11時30分だったので、開店の約10分前に到着。
なぜかお茶の伊藤園提供で、茶畑の中にはショーヘイ・大谷がいる…。
ドアダッシュとかウーバーイーツとかのギグワーカーが来ては、閉まった入口をたたきます。
入口をたたくと脇の「お持ち帰りコーナー」へと誘導され、オーダーを受け取っていきます。
モールの入口を入るすぐ横に YAYOI To Goって書いてあるのに。
ギグワーカーって… どうやら IQ 少なめの人が多いみたいです。(ぉぃぉぃ…)
そして開店。
ドアを開けた、やる気なしの中年のおっさんに「独り」と告げて席に通され…。
着座姿勢で正面を見た図。
ショッピングモールの中にあって『軒生彌』のお習字が少し痛々しいです。
ここは迷わずに、豚の生姜焼き定食、それに納豆御飯、茄子味噌(おかずだけ)を注文しました。
パロアルト同様に、iPad でオーダーをかけたら… オーダーの現在位置が表示されます。
さすがにペリエはすぐ届きそうだな。…と思っていたら、あ、あそこにいるのは!?
猫型じゃない配膳ロボット!! かつ波奈にいた猫型ロボットの方がカワイイ!
なんか、ペリエ持ってるし! そしたらここに来るつもり!?
…注文が小瓶の水を一本だけで、なんかイヤかも。
儂の席の横で停まりました。「待たせたな。早く受け取れゴルァ!」って言われます。
こんな小瓶ひとつでも持ち上げたら受領したって認識できるんだ。…と、少し感心。
「そんじゃ、な。Have a good one!」…って捨て台詞を残して去っていきました。
配膳ロボットがペリエ持ってきた。でもネコ型ロボットじゃなかった。
この後が暫く何も来ません。ヒマなのでポートレートモードで炭酸水を写したり。
やっと進行してきて、茄子味噌以外は出来上がったようです。
さぁ、またあの配膳ロボット来るのかな?って、iPhone カメラを起動する準備をしていたら…
中国人の配膳ババアが来て、いっぺんに置いていきました!!
「配膳ロボットに持ってこさせないの!?」
「あんたの注文は重すぎてロボットにまかせられないある。」
ロボットの重量制限が低いのか、トレーが重すぎて儂がひっくり返すリスクが大きいのか、どっちだ!?
ともかく、かなりいっぱい受け取りました。
味はごく普通に美味しいんだけど… にくが繋がってる。
短冊のように、というか、南京玉すだれのように、にくを一切れ持つと全部繋がってきます…。
そういえば、こないだパロアルト店で食べた時もにくが繋がっていました。ポリシーでしょうか?
定食のごはんは数種類にアップグレード可能なので、うなぎごはんに。
もちろん冷凍ですが、鰻蒲焼きのタレが嬉しい。
生姜焼きのタレ、茄子味噌のタレと三種類食べ比べできて楽しかったです。
ごはんのおかわりは、最初から納豆御飯でいきました。
たぶんカリフォルニア米のごはんです。もう慣れているので普通に食べられます。
ここへ載せるための納豆はサイドメニューから選べます。
さらに、からし・納豆のたれ・わさび・マヨネーズから添付品を選べます。
「マヨネーズ」という選択肢に軽く引きましたが、ここはカリフォルニア。
すぐ隣が空席だらけなので、安心して納豆臭いお食事を楽しめました。お土地柄、納豆は注文が少ないのか熟成が進んで、舌と上顎で簡単に潰れてとろけるように柔らかいです。西日本人にはドン引きでも、儂には郷土料理♪
そして、おみおつけもアップグレードしました。
あさりの味噌汁です。あさりが、かなりたくさん入ってきました。
これは手つかず。
観葉植物です。緑色なので見て楽しいから添えてあったのでしょう。
うなぎごはんの上層を退治して、生姜焼きで残りを食べ進めていたら…
「待たせたな。早く受け取れゴルァ!」と、配膳ロボットがやってきました。
茄子味噌おかずだけ。です。
土鍋の上で具材がグツグツ煮えたっていました。猫舌の儂にはいじめでしかありません。
でも、味噌味の茄子と豚肉が嬉しい。
これでイスタンブールへ出かける前に、充分な豚肉をチャージできました♪
茄子味噌がおかずだけで20ドル近いのは、さすがに割高に感じました。
チップ18%を加えて、全部を支払い終えたら、こうです。
67.75ドルは… 1ドル145円で換算すると、9,824円くらいです。
円安だと、円換算したら驚くほど高額に感じます。